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国内新車販売台数22%増 9ヶ月連続前期比増加 自動車業界の景気回復基調か? [全般]

日本自動車販売協会連合会(自販連)などが5月の新車国内販売台数を発表しました。
国内の新車総販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比22.0%増の35万6148台と9カ月連続で前年実績を上回りました。

これは基本的にリーマンショック後の反動と補助金などの効果もあって
前期比プラスという結果となった模様です。
軽自動車はそれほどまでプラスではありませんが、普通乗用車は好調です。
燃費でそれほどメリットが出なくなったことが影響しているでしょう。

メーカー別では、トヨタ自動車(レクサス含む)が38.6%増の11万4063台と好調。
ホンダも小型車「フィット」などがけん引し15.7%増と14カ月連続でした。
日産自動車も9.1%増と9カ月連続で前年を上回りました。
マツダ、三菱自動車、富士重工業も2ケタ増という結果で軒並み増加しています。

軽自動車は日産がスズキのOEMで販売したルークスの好調で40%以上増加、
ダイハツとスズキも10%弱増加ということで好調を維持しています。

この結果が自動車業界の景気回復と言えるかどうかですが、
まだまだと思います。
リーマンショック以前の水準には達していませんし、ギリシャ危機の影響もあって
消費者の経済に対する不安感はしばらくぬぐえないでしょう。
そうなるとちょっと不安だから買い控えようという動きは少なからず出てきます。

ただエコカーは好調を維持すると思います。
一方で懸念もあります。
補助金が今年度9月頃までということもあって
国内での販売は9月がピークと思います。
下期の国内の販売は落ち込むと思います。

この間にどれほどまで各社が力を入れる新興国で販売を伸ばせるか、
そして利益体質に戻せるかということがポイントです。
というわけで9月以降は要注意です。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100601-00000043-maip-bus_all
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