トヨタ 小型車生産で1000億円コスト削減 プラグインハイブリッド車をリース販売

週末のトヨタの記事で注目すべきものをコメントします。

トヨタ、小型車生産で1000億円コスト削減　12年メド　日経新聞より
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/tegakari.aspx?site=MARKET&genre=c3&id=AT1D0600J%2006062009

ＧＭが小型車生産に力を入れるという報道もあったように
トヨタも小型車中心に販売が伸びていくと見ているようです。
小型車よりも大型車のほうが売上、利益に大きく寄与していましたが、
小型車の販売が伸びるという予想の中で、少しでも利益を押し上げるため、
コスト削減に踏み切っています。
今期は固定費を含め計8000億円に上積みする方針のようですが、
大型車のコスト削減も着実に行わなければ黒字回復は難しいです。
今後に期待しましょう。


トヨタ、プラグインハイブリッド車をリース販売　年末から 　日経新聞より
http://car.nikkei.co.jp/news/article.aspx?id=AS1D030CX%2003062009

家庭で充電できるプリウスをベースしたプラグインハイブリッド車をリース販売するようです。
一般家庭の車を持たない世帯が増えているなかで、
乗るときだけ充電するということもできる車が普及するだろうということで販売開始だそうです。
車はそれほど使わない、コストをかけたくない、環境車に興味があるといった世帯に普及するかもしれません。
法人向けとしてもコストにみあった使い方ができるので普及すかもしれません。
課題は充電できるスタンドが限られること。
三菱自動車も電気自動車を販売する見通しですし、
充電できるスタンドが増えるきっかけになれば良いと思います。

収益源の多様化ということで
このような記事は中期的な株価への影響があるでしょう。

タグ：プラグインハイブリッド 電気自動車 トヨタ 三菱自動車 小型車 コスト